帯付き初版。カバー折込部微切れ(補修)アマゾンに27冊。5000円〜2016年に生誕300年となる伊藤若冲。その若冲の絵の素晴らしさを余すところ無く解説した「美術画集」の部分と、そこに描かれた生き物の生態や、そこから想像される人々の文化的側面にも触れた「図鑑」的な部分からなる、若冲の「生物観」に迫る一冊。「若冲の描いた生き物たち」伊藤 若沖定価: ￥ 4200＋税#本 #芸術／絵画・彫刻若冲1716年（正徳6年）、京・錦小路にあった青物問屋「枡屋」（家名と併せて通称「枡源（ますげん）」）の長男として生を受ける。問屋の仕事は小売ではなく、生産者や仲買・小売の商人に場所を提供して販売させ、彼らの関係を調整しつつ売場の使用料を徴収する流通業者である。桝屋は多数の商人を管轄していたらしく、商人たちから場所代を取れば十分な利益を23歳のとき、父・源左衛門の死去に伴い、4代目枡屋（伊藤）源左衛門を襲名する若冲という人物は絵を描くこと以外、世間の雑事には全く興味を示さなかったという。商売には熱心でなく、芸事もせず、酒も嗜まず、生涯、妻も娶らなかった。商人時代、若冲は家業を放棄して2年間丹波の山奥に隠棲してしまい、その間、山師が枡源の資産を狙って暗躍し、青物売り3千人が迷惑したという円山応挙葛飾北斎伊東深水俵屋宗達与謝蕪村尾形光琳長谷川等伯酒井抱一横山大観棟方志功歌川国芳歌川広重東洲斎写楽瀬戸内寂聴棟方志功河井寛次郎荻須高徳前田青邨柳宗悦川上澄生横山大観片岡球子中原中也中島敦夏目漱石国木田独歩坂口安吾芥川龍之介樋口一葉林芙美子宮沢賢治中原中也萩原朔太郎石川啄木谷崎潤一郎川端康成永井荷風佐藤春夫尾崎紅葉幸田露伴伊藤左千夫有島武郎小林多喜二堀辰雄小川未明夏目漱石岡本太郎藤田嗣治片岡球子東山魁夷藤城清治山下清竹久夢二棟方志功タカノ綾伊藤若沖歌川広重葛飾北斎池田満寿夫星新一小松左京山下洋輔大江健三郎宇野亜喜良細野晴臣和田誠田中一光粟津潔灘本唯人田名網敬一村上豊岩田専太郎佐藤可士和原研哉佐藤晃一永井一正森本千絵亀倉雄策浅葉克己佐藤卓服部一成吉田ユニアート/水墨/絵画/油彩/黒彩/