【作 品】  川井窯 川井焼  小砂四耳大壺「ＫＯＩＳＡＧＯ」  (箱無)
       
【作 家】  川井 次夫

【サイズ】  高さ約３９ｃｍ 口径約１４ｃｍ 胴回り約１１６ｃｍ

【作品説明】 小砂焼は益子焼に隠れがちですが、製造の起源は非常に古く

須恵器を焼成したとみられる平安時代の窯跡が発見されています。 

しかし、東日本大震災により、国山窯と、川井窯は作品も倒壊、穴窯、登り

窯も損壊する被害を受け、廃業に追い込まれてしまいました。      

川井窯は小さな窯元で、仙人のような雰囲気と存在感で、うわぐすりを使用

しない日本古代の焼物を追求していましたが、その孤高の姿はもう見ること

ができません。

特大の本作は、大量の松を薪にくべ窯をも溶かしてしまったという伝説の

陶芸家の生涯の最高傑作(ご本人談)です。