かの有名な夏目漱石の著作『吾輩は猫である』の初版本の挿画として橋口五葉が製作したオリジナル木版画作品です。
『吾輩は猫である』初版本は上編・中編・下編の3分冊で出版されましたが、こちらの作品は中編に収録されています。当時の画壇の香りが漂う独創的な絵柄であり、日本の挿画作品の金字塔のひとつとです。
なお、『吾輩は猫である』は日本における書籍の近代装丁の第一号と言われています。（参考URL→　https://www.nizaco-art.com/aboutart/1888/, https://serai.jp/hobby/74454)
【製作年（出版年）】明治39年（1906年）　【絵柄のサイズ】12.3×6.5cm　【額サイズ】32.5×27cm　【サイン】版上サインあり　【作品の状態】所々に部分的な変色が若干認められます（詳しくは拡大画像をご参照ください）が、拡大画像では目立って見えますが、実物を実際の大きさで見ると気にならない程度です。115年ほど前の作品であることを考慮するとまずまずの状態ではないかと思います（詳しくは画像をご参照ください）。余白部に蔵印が押されています（最後の画像をご参照ください）が、マットに完全に隠れていますので、鑑賞には全く支障ありません。　【額装の状態】大変良好です。　【発送方法】宅急便（EAZY)にて発送致します。////////////////　(*)出品物は特に記載がない限り、全て真作です。万が一真作でない場合は、返品をお受けします。（もちろん、代金と送料は返金させていただきます。）