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TDK MA-XG 60 【1985年発売Ⅳ型モデル】60分メタルカセットテーです。

※シュリンク包装に大きなダメージはございません。
コンディションは良好で個人的には全体的に『ランクA』以上の美品だと思います。

TDK伝説のMA-Rの系統のフラッグシップモデルの『MA-XG 』カセットテープに材料に拘りコストをかけた高価な高級メタルポジションテープは既に必要無いと真っ先に気付いたのは恐らくTDKでしょう…。次世代モデルの『MA-XG Fermo』は既にコストを考えて廉価モデルになり、亜鉛ダイキャストの採用も見送られます。CDに移り変わりつつあり、記録媒体もDATやMD等デジタル録音が主流に開発されつつある中、カセットテープ絶頂期に亜鉛ダイキャスト採用の最後の世代の高級TDKメタルポジションカセットカセットテープがこのMA-XGです。採算度外視のMA-Rを材料から見直し性能を落とさず改良されたモデルはMA-Rと同じ亜鉛ダイキャストで耐久性を維持しつつガイドフレームは樹脂に変更されましたがガイドピンは金属を採用(金属は樹脂に比べ摩擦係数が低く経年変化が小さいので高性能を長時間維持出来る。MA-Rが初期のメタルテープにも関わらず関わらずメタルテープ最強の系譜として相場が高値になってる一番の理由が耐久性です。)性能も維持した最強の系譜最後の高性能モデルです。MA-XG以降は最早、時代の徒花となり廉価版シリーズのメタルテープでTDKのカセットテープは終演を迎えます…。MA-XG Fermoの世代は再生機器はポーダブルプレーヤーが全盛期で需要はありましたが、ノーマルテープ、ハイポジョンテープの進化によりポーダブルプレーヤーやラジカセの再生程度なら十分聴けるレベルにあり、メタルポジションの真髄を発揮するには、それなりオーディオ機器による録音、再生が欠でしたが、そのオーディオ機器自体がデジタル化に路線変更しはじめたのを境にメタルテープの需要はマニアにしか無くなってしまいました…。このカセットテープはTDKが採算度外視した亜鉛ダイキャストを持つ最後のモデルになり大変貴重な物になりつつあります。

新品未使用未開封で上記の通り全体的にランクA以上の美品だと思いますが、見解は人それぞれです。1985年発売と40年近く前の骨董品のようなカセットテープです。経年劣化、保管に伴うスレ、傷、汚れ等ある場合ございます。高価なメタルカセットテープですので、出来る限りの状態を撮影させて頂きました。拡大する等よくお写真参照になられた上でノークレーム、ノーリターンお約束出来る方のみご入札宜しくお願い致します。