未使用、1級品マイセンＸフォーム、子花散らし、カップ＆ソーサー1客です。つやつやの白磁に、ふっくらとした形、花の1つ1つが手書きされています。日本では、宮廷の子花とよばれています。Ｘフォームは、金彩の使い方が色々あります。1855年前後に、エルンスト、アウグスト、ロイテリッツによって、Ｘフォーム、Ｂフォームは、完成されました。Ｘフォームの方が、高額になります。通常は、金彩は焼成後にメノウ等で磨きますが、この作業を必要とせず、焼成後は、すぐに独特の光沢をかもしだします。こちらの作品は、カップを置く位置に、金彩にわずかにスレがあります。その他、金彩によーく見ると虫眼鏡で見ないと解らないスレがあります。１７００年初め、マイセンは、謎の男、べドガーが９年の歳月をかけて陶磁器、白磁を産み出します。その配合と作り方は、秘密とされ、ヨーロッパのほとんどを制覇していました。何とかマイセンの白磁に負けまいと、国々は思っていたほどです。べドガーは、37才にして亡くなります。べドガーの子孫が後に、絵付け、金彩と、更に技術、技法は発展していきます。その努力は、現在に継承されています。特に、金の合成、絵具の配合には、抜きに出て素晴らしい発展があります。サイズ口径　　10cm高さ　　7cmソーサー　15.5cm